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第117回: 「字幕もなまってるんですよ」

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Sinopsis

今回はAccSellクリッピング拾い読みで、動画コンテンツの字幕、Windows用スクリーン・リーダーを取り巻く最近の状況、音声解説付きの映画の増加について話しています。 写真:話題に出てきたUD Castのキャプチャー画面のコラージュ オープニング・トーク 今回もizuizuからの無茶ぶりはなりを潜めて、「キャプテン」について話しています。 AccSellクリッピング拾い読み AccSellクリッピングに掲載したものの中から3人が気になった話題を紹介するAccSellクリッピング拾い読み、まず植木が「動画キャプションを聴覚障害者の UX として考える」というブログ記事を取り上げています。関連して、テレビ番組の字幕などについても話しています。なお、この中で中根が触れていたメディア・アクセス・サポートセンターの字幕に関するガイドラインはこちらに掲載されています。 つづいて中根が、Windows用のスクリーン・リーダーWindow-Eyesの販売終了というニュースを取り上げ、最近のスクリーン・リーダーを巡る状況について話しています。 そしてizuizuが、「アプリ・音声ガイド:耳で楽しむ映画続々 視覚障害者向け」という記事を取り上げて、UDCastについて話しています。 収録後記 キャプションも音声解説もUD Castも試してみると、ほんまいろいろな発見があって楽しすぎるからみんなやってみるといいんじゃないかな! (山本 和泉) Window-Eyesの話の中で触れたブログ記事ですが、こちらでお読みいただけます。ポッドキャストの中でもお話ししたように、少々偏った視点のような気もするのですが、僕にとっては少なからず共感する内容です。なんとなくしばらく落ち着いていた感がある視覚障害者 (特に全盲) のPC利用に関する状況ですが、しばらくはいろいろと動きがあるのかも知れません。そして安定した状態が揺らぎ始めると、ICTが視覚障害者にとって使えないものになってしまう可能性を考えてしまいます。MS-DOS時代からパソコンを使ってきて、Windowsの普及で絶望的な感覚にとらわれたことがある視覚障害者なら、多かれ少なかれこういったことを考えるのではないかと思います。ともあれ、しばらくはスクリーン・リーダーを取り巻く状況にこれまで以上に注目しておく必要がありそうです。 (中根 雅文) 早くも6月。6