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[児童書]朽木祥作『パンに書かれた言葉』(小学館)〜8月「今月のオススメ児童書」Navi:藤木優子

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Sinopsis

8月のオススメ児童書(Navi:藤木優子)は朽木祥作『パンに書かれた言葉』(小学館)です。 イタリア人の母と日本人の父をもつ中学生の少女エリーがイタリアの祖母とヒロシマの祖父からの戦時中の記憶をつないでいく物語です。自分と同じわずか13才の少年少女たちが味わった過酷な現実と死 。エリーが感じた思いとは。作者の朽木祥さんは広島市出身、被爆2世で戦争やヒロシマに関する著書を数多く出版され、多くの賞を受賞されています。また、英訳刊行された”Soul Lanterns”(原題『光のうつしえ』)がアメリカでベストブックス2021に選定されるなど、海外での評価も高まっています。番組の終わりには作者の朽木祥さんからさくらラジオリスナーさん宛てに頂いたお手紙をご紹介します!今年で79回目を迎える「終戦記念日」。ぜひ放送を聴いて下さいね。